某方面で有名なCSS關係者に37の質問への回答。最初37だった質問数が徐々に多くの人の手で追加され続け、気がつけば2006年1月現在で149問…。
記憶にない。多分2003年の夏頃から。
真っ当な用法で用ゐたのは2003年11月頃から。
正しく合理的なHTMLを標榜した時、必然的にCSSを勉強した。
メンテナンス性の劇的な改善。
全くなし。仮に高天原の更新が恒久的に停止したとしてもユーザスタイルとして活躍するでせう。
特に好き嫌いがあるわけぢゃないけど、borderやmarginやcollar系は比較的よく用ゐます。といふか、これがないと話になりません。
float系は未だによく分らん。あと、text-decorationプロパティは個人的に好きぢゃない。
CSSをCSSとして使ってゐる限りはユーザスタイルでどうとでもなるので別に何でも構はない。幅固定豆字固定上等。――だから、CSSとHTMLを中途半端に融和させるのは止めて欲しい。
セレクタにXPathが使へない点が大いに不満。XSLT+style属性を用ゐることで解決はするけど、あくまでも最終手段だと思ふ。
真っ当な用法で考へれば、近年のブログツールの席巻を見るにおそらく絶望的。基本的にCSSとツールは相性が悪いと思ってゐる。Wordのスタイル機能が可能性を秘めてゐるといへば秘めてゐるが、あれとて必ずしも使い勝手が良いわけでは決してない。
CSSよかHTMLの方が論争(や議論)の数は多い気がするが。まあ、基本的には様子見で、あまりにも争点がこじれた時や持論と乖離した時は参戦する事もままある。
1年以上放置することもあれば数日ごとに様子を見ながら変へることもある。
バグ取りに関しては、取り敢ず、最大多数であるWinIE6とMacIE5までは面倒見る。あとはとにかく本質を引き立てる意味での可読性。
だいたい円熟の域に達してゐるとは思ふ。ただ、印刷用CSSが好い加減極まりないので早く修正したい。
特に真似して欲しいところはない。参考にしていった方は知ってます。これは素直に嬉しい。
真似して欲しくないやうな記述はしない。したくない。
参考書は買ってない。仕様書とリファレンスサイトが(私の実力と比べて)充実してゐるので。
月夜同舟CSSギャラリーリンク集で紹介してゐるサイト。あと、さとみかん方面で言へばがくがく動物ランドや娘娘飯店しるきぃうぇぶやブルーライトノヴァやSophia'sなどが好き。(2006年1月時点)
大部分のCSS不完全採用サイト。テーブルレイアウトはそれ以外が妥当であればまだ許容範囲だけど、インラインフレーム辺りまで持ってこられると流石に唖然とする。
全てのサイトが閉鎖せずにありのままにあれば佳い。
2006年1月現在ではOpera8.5がメイン。9の安定版が出れば即座に移行する予定。あとはXSLTやCSSなどの表示確認用にFirefox。Update用にIE6。
配慮対象に入るのはOpera8以上、Mozilla系、IEは先に言ったWinIE6、MacIE5以上。その他は配慮対象外かCSS適用対象外。
ユーザスタイル用には色々使ひたい(Opera9で取り入れる予定)。一般公開用としては基本的に独自仕様を取り入れない方針。
Mac系ブラウザは使ったことないので何とも言へない。
適用CSSと関係のない話題なら年数通程。
現行の何れの版も気に入らない点はある。強いて言ふならISO-HTML。現在高天原で出力してゐるのはXHTML1.1。
最近はあまり使はない。ローカルXMLから出力する際に自動的にValidの検証は行はれ、あとは出力用XSLTの出力するXHTMLが妥当かどうか検証すれば、全てのファイルで妥当性が(必ずと言ふ訳ではないが)保証されるため。
OperaではCtrl+Alt+Vで簡単にチェック出来るのでAnother HTML-Lintよりも頻繁に利用します。
オリジナル記法の採用以来、HTMLを直接記述することは少なくなりつつあるが、取り敢ず妥当性だけは保持出来るやう努めてゐるつもり。
HTMLは自然言語を自然のままにマーク付けすべき。
真似して欲しくないやうな記述はしない。
レイアウトを定義するための手段。そしてその観点から見て最も応用力・柔軟性の高い言語。
情報を伝へるための手段。そしてその観点から見て最も互換性の高い言語。
情報をやり取りするための仕組み。自分自身さへも情報になり得る、夢と宝と罠が同居する世界。
最近はもうWindowsXPにしてます。諦めました。ショップ組み立てのAT互換機を色々弄って使ってゐます。
Macはいつも憧れの的です。
光。ただ集合住宅なのであまり速度は出てゐないと思ふ。
秀丸。大変によいエディタ。
h2要素のインライン化は一時期自分の中で流行ってゐた。最近はあまり凝ったことはしないやうにしてゐる。
確認は取ってます。向かうがこちらを認識してゐるかどうかは疑問ですが。
使ひ捨て出来るデータ形式は結局のところ究極の互換だなと思ふ。
使ひ捨て(と言ふ名の再利用)して欲しいデータであるので全面的に用ゐてゐます。
一応読めますし、書かうと思へば書けます。でもDTDよかXML SchemaかRELAX。
セレクタにXPathの導入を希望。
カードキャプターさくらをCCSと書く習慣がないので間違へようがないし、もし間違へたとしても単なるタイプミス。
覚えてない。
section要素があればまあ良いか。
CSS3。セレクタ関係の強化は恩恵が大きい。
フレームは元から嫌いだったので一度もありません。
初公開当初から1年ぐらゐはテーブルレイアウトだった。既に根を上げてゐた。
テーブルレイアウト用にごく短時間だけFrontPage Expressを使ってゐた。あとで修正するときに泣いた。
HTML・CSSに関する参考書は後にも先にも買ってゐない。……と思ひきや、随分昔に、もはや名前も忘れたけど一冊だけ使ってゐた気がする。当然屑HTML指南だった。
使っても構はないと思ふが、今のところ採用例はない。
HTMLとCSSに妥当性上の関係は無い。従って使用することに何ら問題はない。私も頻繁に用ゐてゐます。
理論上は携帯電話からワイドTVの表示領域でも閲読可能な筈。ああ、でもpre要素のところは読みにくいかも。これは対処しておいた方が良いかも知れない。
バグ付きブラウザまで面倒見きれません。ただ、真っ当なブラウザであれば可読性の面はまづ保証してゐるつもり。
理想を追ひ求めてゐたのかと思ひきや、最近よく分からなくなってきてゐる。まあ、何れにしても英語が話せないことには話にならないが。
それなりの方法で。おそらくテーブルレイアウトをスクリプト出力してゐるものと思はれる。
内容が駄目なんて話にならない。
HTMLとCSSに妥当性上の関係はない。しかし、CSSの恩恵を最大限に享受するには正しいHTMLを書くことが一番簡単。
内容を考へる時間が一番長い。そして、内容と同時にマーク付けを行ってゐる。まあ、最近はHTMLといふかローカルXMLなんだけど。
自己定義も含めて色々使ったことはある。最近は軽量マーク付け言語に落ち着いた。
さとみかん方面の方々と色々面識が出来ました。ありがたいことだと思ってゐます。
そんな殊勝な奴はゐない。私だって別に愛好家
といふわけではない。
寝不足になることは多々あります。
レイアウトの奥深さ。
無印不思議マーク付け→HTML4.01Strict→ISO-HTML→XHTML1.1
多分HTMLの要素であると仮定して回答する。取り敢ず、title要素とhx要素とp要素とa要素がないと話にならない。
取り敢ず、CSSの都合をHTMLに押しつけないやうには心がけてゐる(float関係を使ふとどうしてもさういふ事をやりがちになる)
XML+RDF+XHTML+XSLT+XML Schema+SVG+CMLとかなんとか。折角のXMLなのだから、多くの言語から優れたものを適宜利用出来るやうになれば良いと思ふ。
CSSを採用してゐようがゐまいが、サイトの趣旨と内容を読んで、必要ならば学ぶものでせう。その採用してゐるCSSからと言ふのであれば、その記述は可読性、又はメンテナンス性、そしてサイトの趣旨と統一性の面からみてどういふ役割を果たすかと云ふ点。
勉学のため、面白いと思ったサイトのソースは覗きます。或いは、(ユーザスタイル適用を含めて)あまりに表示が崩れる時。あまりに重い時。あと、その文書についてのメタデータが欲しい時。
仕様作成者は、理想を掲げつつも、常に足は地に着いてゐて欲しい。メーカは、その技術開発力には脱帽致しますが、仕様といふものの意味を考へて欲しい。ウェブサイト作成者は、一番誰もが公平に幸せになれる方法をもっと考へて欲しい。ただ、考へた結果が屑HTMLで、しかもその結論に私も納得出来るものであれば、私は何も言ひません。
手段と目的が逆転しないやうに諫めてゐます。ただ、ドツボに嵌りやすいのは圧倒的にCSS。
さとみかん方面。
さう言ふことはしないな。
その手の苦労をして報はれたためしがない。
仕様違反にならぬやうに可読性を追求すること。
PCは悪くない。悪いのはいつもアプリケーション。
喧伝するやうなものでもない。でも、秘匿する特段の理由もない。
最大多数が最大幸福を享受出来るやうになれば。
携帯電話は通信速度の関係上CSSサポートは難点が大き過ぎる気がする。まあ、TVとかウォークマン系に採用されれば凄いかも。
言ひたいこと、求めるものがあり続ける限りは。
テキストエディタよりも先に良質の解説サイトを勧める。手段はそのあとの話。
HTMLであれば月夜同舟:HTML4.01の解説、XHTMLなら月夜同舟:XHTML1.xの解説で紹介してゐるサイト。
月夜同舟:HTML4.01の解説で紹介してゐるサイト。といふか、HTMLの解説してゐるサイトでCSSを解説してゐないサイトは珍しい。
そもそも学習目的に掲示板は推奨出来ない。困った時のヘルプとして利用する方が有益。
豊かでかつ柔軟なレイアウトを楽に表現したいのであれば。
簡単な部分と難しい部分が同居してゐる感じ。でも、まあ簡単な方だとは思ふ。
CSSを使ふことでより自分の伝へたいものが上手く伝はるやうになってゐると思ふ。その意味では幸せ。
似た質問がありましたな。その時次第で互換性の高い楽な方法をとってゐた。
未測定なので知らない。
そんなことは滅多にありませんが、来たときは快く答へてゐるつもりです。
その人の目的と、その目的を達成しようとする意志が明確であれば。
時と場合と管理人次第。Web技術について造詣の深い人や話の分る人で、一般に致命的なミスであれば指摘する。単なるタイプミス程度で害も少ないのであれば気にしない。
普通には無理。所謂Webサイト構築ツール(ブログツールなど)がStrictなHTMLを採用するやうになれば話も変はってくるだらうけど。
苦しみも楽しみの一つ。
まあ、W3C的には当然の流れだとは思ふ。そもそも、フレームを採用してゐるサイトは以前より減少傾向にあるのではないだらうか。
道具は手段。私は手段で目的を達成しようとする人。ただ、道具を知ることは目的を達成する上で大切なことだと思ふ人。
そもそもレイアウトは本質を引き立てるためにあるもの。そこを忘れた人は技術屋だらうが図案屋だらうが駄目。ただ、巧いも駄目もデザイナーの方が極端ではある。
利用者として。
HTML形式。
アクセシビリティに興味のある方に薦めたことはあります。実ってはゐないけど。
2006月1月9日にまとめて再回答中。
内容によりけり。あまりに酷いと斬る可能性はある。
日記としてmixiは使ってゐる。でも、これに所謂「ブログ的」使ひ方を期待してはゐない。
いつの時代もツールのHTMLが碌でもないのは掲示板CGIと同じ。
二つを選ぶぐらゐなら自分で何とかする。
以前ISO-HTMLやXHTML1.1を出力する掲示板を設置してゐたことはあります。ただ、存在意義を疑ひ、今は撤廃。
手直し出来る範囲でやります。出来ないものはそもそも使はない。
掲示板でHTMLを用ゐること自体は構はないと思ってゐるけど、単に強調するだけならem要素を使った方が簡単だとは思ふ。
あるべき。
何度か使ってゐた事はある。現時点では不採用。基本的にスクリプトの類はなるべくサーバやクライアントサイドに持って行きたくない。
大体常時有効。まあ、OperaのJavaScriptは少々怪しい面もなきにしろあらずだけど。
汎用的な利便性の面から推奨されない。代替手段を設けるのであれば問題はない。
汎用的な利便性の面から推奨されない。代替手段を設けるのであれば問題はない。
汎用的な利便性の面から推奨されない。代替手段を設けるのであれば問題はない。
無効にしてゐるのでそもそも気づかない。それなりの断りがあり、任意に開始・停止する手段を設けてゐるのであれば問題はない。
取り敢ず、中途半端なCSSの利用法を用ゐるサイトは、ユーザスタイルとの相性が極めて悪いケースが多い。
記述ミスはその場で修正するので記憶に残らない。
かなり頻繁に用ゐます。
非常に便利な仕組みだと思ふ。
制作者スタイルの代はりに適用されるクライアントスタイル、又はユーザスタイルが真っ当であれば。
そもそも衝突すること自体がクライアント側の仕様違反。そんなバグにまで責任は持てない。
そりゃ使ふでせう。論理マーク付けの補助として用ゐる。まあひょっとしたら、クライアントのスタイルが制作者がどうかう云ふこともないレベルまで発達してゐたかも知れないけど。
可読性からみてそれを採用するのが最も適当である相応の理由を持つのであれば採用する。で、多分それに値すると思ふ。
ないことはないけど、あまり使はない。
Operaは読み上げブラウザとして使ふことも出来ます。
商業的理由であれば構はないだらう。まあ、昨今のFirefoxや携帯のフルブラウザの普及具合を考へると、さうも言ってられなくなりつつあるとは思ふ。
読まなきゃ始まらない。
高天原では使はないであらう要素・属性ならいくつもある。実際、それらの要素にはそれ用のスタイルを用意しないことにした。
高天原では使はないであらう要素・属性ならさらに増えてゐる。といふか、XHTMLは好い加減Textマーク付け言語の原点に返るべきだと思ふ。XHTML2.0はどちらかといへばXHDML(Extensible HyperDocument Markup Language)を名乗った方が善い。
section要素とdi要素。基本的にHTMLは、テキスト文書として必要な構造情報を表記出来るやうになれば、それでHTMLとしての目的は全うされてゐると思ふ。後はXMLとしての拡張性の出る幕であるべき。
ない。CSSは逆にもっと拡充して欲しい。
何度も言ふけど、セレクタに早くXPathを使はせてくれ。
割と意欲的に採用の方向らしいので、その動向を見守ります。
最終目的が達成されてゐるのであれば、どちらも悪くはない。ただ、最終目的が限定的であるのはあまり好ましくないと思ふ。
font要素を用ゐること自体が(仕様違反でない限り)悪いわけではない。論理マーク付けを伴はないことが(汎用的な利用を求める上で)推奨出来ないだけ。加へて、font要素を用ゐるのはメンテナンス性に著しく欠ける点で推奨出来ない。
今更どうと言はれても、といふ感じ。営利企業のバリアフリーなどあくまでも商品価値でしかない。そして、それが必ずしも悪いわけでもない。
その方が断然楽だし。
自然言語で構成された文章をそのままにマーク付けするもの。その点で言へば、XHTMLは正しいHTMLとは認めがたい。
本質である内容を適切に補助・演出するレイアウトを実現するもの。
文章の書き方・構成について最低限の知識教養があれば。
カスケーティングとセレクタとプロパティの基本原理が理解出来れば。
ローカル用XMLはそのまま編集するため、便宜のために適用してゐます。
HTMLやXHTMLに変換してから公開した方が、色々便利なことが多いですから。
それを知ってゐることを前提とした記事を書く場合、abbr要素などを使用しない事にしてゐます。
自分用のまとめのためにHTMLを書くことはありますし、CSSはファイルの印刷用に書いたことがあります。
自然言語で構成された文章を自然のままにマーク付け出来るやうに。データベースとしての優劣やXMLとして優れてゐるかどうかにはあまりこだはりません。
個人的にサーバサイド処理は最終手段だと思ってゐます。今のところ、サーバサイドで処理するのが最も妥当である理由が見つかるまではローカルサイドでの処理を行ふつもりです。
一応どういふ仕組みになってゐるかは知ってゐる。でも、詳しいかと聞かれればあまり自信はない。取り敢ず、HTTPぐらゐは解ってないと.htaccessとか使ふ上でつらいものはあるが。
確認用としてローカルサーバは立ててゐる。最近Apacheに移行しようと画策中。
仕様開発者がWebの目指す方向を一致させること。そしてツールやアプリケーション開発者などの専門家に対する正しい知識の普及。そして一般向けに対するWebの本来のあり方についての知識の普及。これを順番に行はなければ現状は改善されないやうに思へる。
久樹 輝幸